World Horseback Archery Federation

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騎射競技 

現代の騎射競技【馬射戲 MASAHI】

2004年にユネスコの世界遺産に登録された高句麗古墳郡の壁画には、人物、舞踊、相撲、天文、四神、行列など、当時の高句麗人の文化や風俗、信仰などが克明に描かれています。
そのなかで、徳興里古墳の「馬射戲図」(408)とよばれる壁画は、騎射競技を描いた最古のものとされています。
 
韓国に本部を置く世界騎射連盟、WoMAU-UNESCOと日本の日本騎射協会では、この「馬射戲図」を現代の騎射競技として復活させるべく検討を重ねた結果、正式に「馬射戲 MASAHI」と命名し、あらたにルールを定めました。
 
 

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競技規定

競技について
 
競技は、全長200mの走路の脇に30m間隔で設置された5つの的を、馬上から弓矢で狙います。
的の高さは地上から140㎝、走路からの距離は5m。的面には、高句麗古墳壁画に登場する動物が描かれています。

狙う的の大きさは、まず60㎝四方の的、続いて40㎝四方の的、最後に20㎝四方の的と、競技が進むにつれ小さくなるので、段々と的中が難しく、射手の技量が厳しく問われます。

この的の大きさが変わっていくことが「馬射戲 MASAHI」の特徴です。